既婚者同士の恋愛とは
不倫中の既婚者の男性が、相手の独身女性にその関係の終わりを告げる場面。
女性からすれば「結局は元の鞘に収まるのね。
現実には勝てないのネ」という感情を抱く場面と直面させられます。
不倫は所詮は非現実的な恋愛。
現実からの逃避ですから、そこから現実に戻る事は不倫関係の終焉を意味するのです。
女性からすれば、最初から叶わぬ恋である事など分かっています。
既婚者の奥さんを欺き傷つけながら、自分は彼との「素敵な思い出」を紡いで行くのです。
しかし最後に弾き出されるのは自分の方。
最後に傷ついて独りになるのも自分なのが、不倫関係の現実。
彼女は知っているのです。
しかし既婚男性にすれば、不倫は単なる遊び。
時にこれを平然と口にする事も。
これは夫婦関係が単なる双方の恋愛感情のみならず、さまざま複雑なしがらみを伴なって築かれている証拠でもあるのです。
最後は保身に走るのが男です。
不倫相手との関係清算を試みるのです。
不倫相手の女性からすれば、自分との関係が続いて、奥さんと別れてくれることへの一縷の望みがありますから、この辺りの感情がもつれあう中、修羅場へと突入してしまうのです。
「妻とは別れる」なんて優しい言葉を言いつつも、現実はこれ。
不倫の終わりの場面のお決まりの展開です。
誰も傷つく事の無い不倫は有り得ません。
誰かが傷つき、誰かが不幸になります。
色々な恋愛の中でも、一番重苦しい一面を有するのが不倫なのです。